5月1日、「労働者の祭典」メーデーに参加しました。 今回は、最初に当組合独自の集会を持ち、その後、連合大阪メーデーに参加。終了後は、他の医療介護労働組合と共同で交流ミニ集会を持ちました。
メーデーは、その始まりが「8時間労働」の要求であったこともあり、独自集会では、「労働時間」「夜勤交代制勤務の健康リスク」についてミニ学習をしました。「労働時間」については、医師や看護師の過労死が、医療業で労働時間のルールが軽視され、長時間過密労働を強いられた結果として生みだされたものであること、医療従事者が自らの身を守るために「労働時間」の考え方を理解し、また使用者側にも守らせていくこと重要性を強調し、看護師の過労死裁判の例を中心に医療現場の「労働時間」の考え方を学びました。
「夜勤交代制勤務の健康リスク」は、国内外の労働科学の最新の知見を紹介。夜勤回数と夜勤時間は出来るだけ少なくすることでリスクを避けること、そうなるよう労働者が要求していくことの重要性を学びました。
連合メーデー終了後は、 大阪府内の医療介護労働組合で交流ミニ集会を開催しました。各労組からは長時間夜勤の過重労働の改善、賃金カットとの闘いの現状が報告され、お互い刺激しあう場となりました。
最後に、職場を越えた医療介護労働者としての団結と連帯を確認し、阪南中央病院労組の執行委員長の発声で「団結ガンバロウ!」で締めました。
(組合ニュース5208号 2013年5月20日より)
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