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5月21日(水)17:50-19:30 講義室
水俣病・最高裁判決から1年〜
水俣病問題の今と向きあう集会 |
昨年4月の水俣病認定義務づけ訴訟の最高裁での勝訴から1年、水俣病問題の現状と課題を取り上げる集会を行なうこととなりました。
最高裁判決は、水俣病の認定基準(2つ以上の症状の組み合わせがないと水俣病と求めない「77年判断条件」)の見直しを政府環境省に迫るものでしたが、環境省は見直しを拒否しつづけ、今年3月に新しい「通知」を出しました。この「新通知」は手足の感覚障害だけでの認定も可能、とするものの、「77年判断条件」は見直さない、過去の棄却処分者の再審査もしない。それどころか患者に水銀曝露を証明する「客観的資料の裏づけが必要」、発症時期についても「水銀摂取後1カ月から1年程度」が目安にする、などと新たなハードルを設けています。患者・支援者は「患者切り捨てを継続する通知」などと一斉に反発しています。
認定基準の誤りを認めないどころか、条件をさらに厳しくし、患者切り捨てを続ける政府環境省の姿勢は許すことができません。水俣病患者、支援者にとってこの「新通知」とどう向きあうかが問われています。
水俣病問題の今と向きあうこの集会への参加を、よろしくお願いします。
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5月21日(水)17:50-19:30 講義室にて
内容;
@この一年の水俣病を巡る動き
(向きあう会より)
A関西訴訟原告の不服審査請求
(村田三郎医師)
B「遅発性水俣病」とは〜環境省「新通知」を批判する
(三浦洋医師)
主催:水俣病に向き合う会、阪南中央病院労働組合
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お問い合わせ:072-331-1919(労働組合)
2014年4月30日
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