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2010年度の安全衛生委員会の活動


安全衛生委員会 2010年度活動報告と2011年度活動方針
【1】2010年度の活動を振り返って
○昨年度の取り組みにおける最も大きな取り組みは、「職場における暴力・暴言・ハラスメント」対策である。今年度もさらなる研修および対策の充実を図りたい。
7月〜8月 「職場における暴力・暴言・ハラスメント実態調査」を実施
12月 報告書を完成し、配布
12月15日 「院内暴力・ハラスメント防止と管理者の役割」(講師;有馬克子さん)
2月3日 「隠されてきた看護師への暴力」(講師;友田尋子さん)※人権推進委共催
3月 啓発ポスター標語募集
○メンタルヘルス対策―「心の健康相談」は有効に活用されており、採用1年目の看護職員への定期面談(年3〜4回)が実施されている。看護師以外の新採用者(非常勤も含め)の対策が課題であるが、昨年度は初めて新採用者対象に(非常勤も含め)、職業性ストレス調査を実施した。しかし結果をフィードバックしたにとどまり、結果を、組織として個人としてどう生かすかが課題である。
○職員健診―協会けんぽの生活習慣病検診が2年目にはいり着実に実施されており、病気の早期発見に寄与している。産業医面談も毎月実施されている。
○針刺し事故―年10回以内を目標に、事故報告と啓発に努めたが、目標は達成できなかった。今年度はできるよう、関係委員会と協力していきたい。
○昨年2〜3月に実施した夜勤(2交替、3交替)調査―諸事情あって、調査結果の報告はまだだが、労働科学研究所に引き続きお願いする。
○安全衛生委員会ニュース(7月に1回)、院内かわら版による広報を行なった。

【2】2011年度の活動計画
@職場における暴力・暴言・ハラスメント防止
⇒4月 啓発ポスター掲示と被害報告制度を開始
⇒7月20日に医療職場における暴力・暴言・ハラスメント研修を行う(人権推進委員会と共催)。
⇒組織的対策の充実(相談窓口として臨床心理士の採用を検討)
A針刺しはじめ感染・化学物質曝露・VDT・腰痛など、職場での労働安全対策
⇒針刺し事故「年間10件未満」を目標にする。
Bメンタルへルス対策
⇒新採用者の定期面談の拡大。9月に新採用者対象のストレス調査実施とフォロー。
C過重労働の点検と健康障害防止対策
⇒職員の労災、病欠状況、年休取得、超過勤務の状況の把握。夜勤の健康・疲労対策。
D産業医ならびに安全衛生委員による職場巡視やチェックリストによる点検活動
 ⇒労働安全衛生面からの5S点検活動
E定期健康診断のフォロー⇒産業医面談の着実な実施
F安全衛生委員会ニュース、院内かわら版、組合ニュースを通じて広報活動。

以 上


2012年2月27日更新
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