|
|

※当サイト内の記事を転載・引用される場合は阪南中央病院労働組合までご一報下さい。
−新年のご挨拶−
2010年 みんなが組合運動に参加し、現状を跳ね返す一年に!
|
| 執行委員長 玉木 佐江美 |
新年明けましておめでとうございます。
2009年は“100年に一度の世界恐慌”といった深刻な危機の到来の年でした。労働者は、大量失業、派遣切り、貧困層の拡大、賃下げ、条件悪化等々、今までにない厳しい状況に置かれています。年末年始の「公設派遣村」にも住まいや仕事を奪われた人たちが昨年よりも多く集まっていました。多くの医療機関でも、年末一時金のカットが襲ってきた年の瀬でした。
しかし、阪南中央病院においても組合員の憤りが爆発し、全員団交で多くの組合員が直接経営側に怒りの声を上げて、カットに歯止めをかけることができました。8年ぶりの全員団交に2回で延べ200名以上の組合員が結集し闘った経験は、組合の団結をより強化し、今後の大きな力になると思います。
私たちの組合運動において、昨年大きく前進した取り組みは、他の医療介護労働組合との交流・連帯活動が始まったことです。初めての院外でのストップ「医療崩壊」市民集会をはじめ、組合交流会やメーデー集会など連帯活動を積み重ねることができました。私たち医療・介護労働者の賃金・労働条件を改善し良い医療を守るためにも連帯した闘いが決定的に重要です。今年はより一層この連帯活動を発展させましょう。
日本では2000年前後から2交代制が増えています。3交代の過酷さよりはまだ2交代の方がましと誘導され、諸外国では考えられない16時間以上の長時間夜間労働を強いられています。
この原因は、政府支配層の医療政策、労働政策にあります。規制を取り払って自由に労働者を働かせたい大資本の要求で、80年代から労働法制の規制緩和が行われてきました。その結果、看護現場でも、看護師の夜勤は当たり前、長時間労働も規制がなくなり、2交代制長時間夜勤の拡大がもたらされたのです。もう一方で医療費抑制策、医療における市場原理の導入、営利追求が、看護師不足を加速させ、夜勤回数の増加、労働密度の強化、休暇が取れないという現状にまで追いこまれています。
看護師は、交代制勤務だからといって非人間的な16時間以上の長時間夜間労働をして命を縮めてはならないし、月9〜10回の3交代夜勤を続けて命を縮めてもなりません。何とかこの異常な状況から抜け出すためにも、労働組合の意義を改めて感じています。今年は、院内の改善要求はもちろん、鳩山政権・厚生労働省に対しても看護師の増員と夜勤改善に取り組むように運動を開始したいと考えています。
労働者は一人では弱い立場ですが、団結して多くの労働者が起ち上がることで大きな力になります。医療現場を働きやすくするために、みんなが意見や知恵を出し合える全員参加型の労働組合にしていきたいと思います。
今年2010年も働くものにとって厳しい状況が続きそうですが、こういう時代だからこそ労働者にとって労働組合をもっと身近なものにし、より一層団結を強め、危機を跳ね返す力をつけて前向きに進んでいきたいと思います。今年もよろしくお願いします。
[組合ニュース第5127号(2010年1月12日発行)より]
写真は2009/10の大会より
|
|
|