10月22日夕方、キューバの医師(小児科医)、アレイダ・ゲバラさんが大阪訪問の機会に阪南中央病院を訪問されました。アレイダさんは、キューバの医師として、キューバの無料の医療の担い手として、また災害地域への医療支援などに取り組まれています。そしてキューバ革命の指導者の一人である父チェ・ゲバラの研究センターの所長もしておられます。
組合はアレイダ・ゲバラさん歓迎実行委員会を結成し、病院と共催で、歓迎会の準備を進めてきました。
アレイダさんは、22日夕方に病院に到着。病院長と歓談の後、東5階病棟、SACHICOを見学。その後実行委員会の準備した歓迎会に参加されました。
歓迎会には約60名が参加。組合委員長の司会の下、こじか保育園の園児のダンス、理事長のあいさつののち、アレイダさんから「医療はお金もうけのためのものでなく、病んでいる人のためのもの。今後も交流を深めましょう」とあいさつをいただきました。病院長からあいさつの後、歓迎の思いを込めて、つるかめ会の方々の指導の下、みんなで「河内音頭」を踊りました。アレイダさんも輪の中に入り、楽しいひと時をいっしょに過ごすことができました。
アレイダ・ゲバラさんのあいさつ
こんなに温かいお迎えをいただいて本当に感謝の言葉もありません。私は社会主義の国にいます。医療が、誰に対しても無料で行なわれている、そういうところで生まれました。医師であるためには、患者さんのためであれ、と要求されます。お金をもうけるのでなく、病んでいる人のためになるようにと。チェ・ゲバラも言いましたが、医療というものはお金で買えるものではない、必要としている人がいればそれに応える、そういう私たちが受けた才能をそのように使わなければいけないと言っていますし、そのようにしたいと思います。これからも友好を深め、お互いに学びあって、教えたり教えられたりしながら、関係を深めていければと思います。どうもありがとうございました。

 
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