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阪南中央病院労働組合の要求/見解/主張



3月10日(水) 18:00〜19:30 2階講義室
 夜勤交替制勤務の抜本的改善をめざして
 
講演会「看護師の夜勤の負担と疲労」
 講師:松元俊さん(労働科学研究所)
★ 今のような夜勤を続けていて看護師の身体への影響は?
交代制労働の看護師にとって夜勤は避けられません。しかし、本来人間が眠っている時間帯に働く夜勤は、看護師の身体にそのような悪影響を及ばしているのでしょうか? 看護師の生活と健康を守るためにはどうしたらよいのでしょうか?

★ 増える夜勤回数と16時間以上の夜間労働!
最近、看護師の夜勤に大きな変化が起こっています。半世紀前に看護労働者が自分達の夜勤の改善のためにニッパチ闘争に起ち上がり、夜勤は2人以上月8回以内の規制、1日8時間労働の3交代が主流になってきていました。ところがここ10年ほど前から、月の夜勤回数は徐々に減っていたのが増加に転じ、3交代も増えていたのが夜勤16時間以上にも及ぶ2交代制が急速に増加するといった歴史に逆行する事態が進んでいます。看護師が夜間16時間以上もの労働を強いられているのは、世界的に日本だけです。国際的には夜勤は長くても12時間以内です。

★ しんどい日勤深夜の3交代!

 昨年まとめた当院の看護師のアンケートの結果でも、3交代制の一番の問題点は、日勤・深夜の勤務がしんどい(85人)が一番多く上げられていました。日勤・深夜は、日勤8時30分〜17時15分、その後7時間15分後の深夜0時30分〜9時15分までです。日勤が終わって直ぐ帰れると良いのですが、超勤になることもあります。また、家庭や子どもを持って働く看護師は、帰宅後家事や育児がありほとんど仮眠を取ることも出来ないでそのまま深夜の勤務に就くこともあります。また、日勤後深夜までに眠れない看護師も多くいます。そうなると24時間以上眠らずに働くことになります。夜勤で仮眠は取れないし、休憩すら取れないこともあり、夜勤回数が増えると月に徹夜を何日もすることになりかねないのです。それが、看護師を続けるとずっと強いられると考えると本当にしんどくなってしまいます。また、このような勤務をいつまで続けられるのか?身体にどのような影響が出るのか?と心配です。

★ 看護師の夜勤の実態は、世間一般の人にはほとんど知られていない!

 看護師がどのような交代制夜勤をしているのか、世間の人はほとんど知らないのが実態です。病院の他の職種の方にも詳しくは知られていません。日勤深夜勤務、16時間以上の夜間労働、深夜での仮眠も取れない実態、人の命を預かる仕事なのにこんなにしんどい労働で良いのでしょうか?看護師、患者の命が守れるのでしょうか?

★ 看護師の夜勤の改善は急務の課題!

 看護師不足は深刻化しています。どの病院でも多くの看護師が辞めていく事態が進行しています。ある大学病院では、酷い病棟では7〜8名の欠員が出ていて(病院当局は中途採用しない方針)、3月には約900名いる看護師の1割以上の約100名が退職、4月に120名の採用を予定しているとのことでした。大手の大学病院でも看護師が辞めていって欠員状態、多くの退職者を出している状況です。
 また、看護学校では学生の定員割れが起こっていて、看護師になろうとする若者が減っています。看護師は夜勤もあり大変な仕事で、その割には賃金も低いため、若者から敬遠されているのではないでしょうか。
  看護師が辞めずに働き続けられ、看護師が若者に魅力のある職業として選択してもらうためにも、看護師の夜勤の改善が急務だと考えます。

日本は、早急にILO看護職員条約を批准し夜勤を改善すべき!
ILO看護職員条約
 労働時間
・ 1日の労働時間は8時間を超えるべきではない。
・ 1日の労働時間は、時間外を含めて12時間を超えるべきではない。
 勤務間隔
・ 交替勤務の場合、勤務と勤務の間は少なくても12時間継続する休息を与えなければならない。

阪南中央病院労働組合 〒580-0023 大阪府松原市南新町3-3-28 TEL/FAX 072-331-1919
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