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阪南中央病院労働組合の要求/見解/主張



3月19日「ワールドピースナウ・イン大阪」に参加しよう
  アメリカはイラク・アフガンから即時全面撤退を!
  イスラエルはガザ地区の封鎖をやめろ!
  日本政府は、ソマリアへの自衛隊派兵をやめろ!


 3月19日に、「イラク・アフガン・パレスチナに平和を ワールドピースナウ・イン大阪」が行われます。私たちは、アメリカ、イスラエルに今すぐ戦争を中止するよう求め、日本政府に対し、憲法違反のソマリアへの自衛隊派兵に反対する声を上げるため、この集会&デモ行進に参加します。反戦平和を求める労働者・市民の闘いの輪に加わりましょう。
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 アメリカ・ブッシュ政権が、「テロとの戦い」を叫び、アフガニスタンへの戦争を始めて7年あまり、イラク戦争開始から6年がたちます。
 アフガニスタンでもイラクでも、アメリカの攻撃により多くの市民が犠牲になりました(イラクだけでも死者は数十万から百万人といわれる)。アメリカ・ブッシュ政権の長期の戦争と占領支配は、破壊と混乱を招いただけです。しかしオバマ新政権は、アフガンには兵力を増強、イラクからも部分撤退の表明にとどまり、「対テロ戦争」を継続しようとしています。これでは、破壊と殺りくは続きます。アメリカは、イラク・アフガンから即時全面撤退すべきです。
 パレスチナでは、イスラエルが昨年暮れからガザ地区への攻撃を激化させ、1400人以上の死者を出し、街が破壊しつくされました。イスラエルは今もガザ地区を封鎖し、パレスチナ民衆を飢えと生命の危険にさらし続けています。このイスラエルの蛮行の最大の支援者はアメリカです。イスラエルに攻撃と占領をやめさせるとともに、オバマ政権にイスラエル支援をやめさせなければなりません。
 日本政府は、アフガン、イラクの戦争に加担し続けてきました。イラクからは撤退しましたが、アフガンについては、「テロ特措法」に基づいて、アメリカ軍はじめアフガン攻撃に向かう艦船への給油を続けています。ブッシュ政権がアフガン戦争を始めてからの7年間、日本もアメリカの戦争を支援し、侵略・加害者の側であり続け、今も私たちの税金は侵略戦争のために使われています。私たちもこの戦争の無関係ではありえません。
 麻生政権は3月14日、ソマリア沖の「海賊対策」を口実に、自衛隊護衛艦2隻を出発させました。政府のやり方は姑息きわまりないものです。防衛大臣の命令だけで派兵が出来るよう、そもそも日本の沿岸警備である自衛隊法の「海上警備行動」を超拡大解釈して見切り発車させ、あとから「海賊対処法案」を成立させて派兵を合法化しようとしているのです。その「海賊対処法案」も大変危険なもので、日本の船だけでなく海外の船の護衛も可能にし、武器の使用基準を大幅緩和、「海賊船」への先制攻撃も容認。憲法が禁じる国際紛争の武力行使の危険性が極めて高いものです。自衛隊を常に海外へ派兵して戦争ができる軍隊にしようともくろみ、平和憲法の空洞化を狙っている政府の動きを断じて容認してはなりません。
 私たちはいつまでも加害者の側にいてはいけません。平和を求めて、今集会にぜひ参加を!
■■■イラク・アフガン・パレスチナに平和を WORLD PEACE NOW in 大阪■■■
3月19日(木)18時30分から
扇町公園にて 集会終了後、デモ行進
(2009年3月17日 組合ニュース5104号より)

阪南中央病院労働組合 〒580-0023 大阪府松原市南新町3-3-28 TEL/FAX 072-331-1919
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