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日本軍「慰安婦」問題について政府の誠実な対応を求める堺市への請願署名にご協力を!
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日本軍「慰安婦」問題について、日本政府が誠実な対応をするように、堺市議会から意見書を出すよう求める署名運動が提起されています。組合執行部は、堺市は近くでもあり、署名の趣旨にも賛同するので、取り組むこととしました。各職場に署名用紙を配布しますので、一人でも多くの署名をよろしくお願いします。
日本軍「慰安婦」って?
日本軍「慰安婦」とは、日本軍による戦争中の組織的な性奴隷被害者、サバイバーです。その数は20万人以上と言われています。韓国・朝鮮、中国、台湾、フィリピン、インドネシアなどのアジア各国やオランダなど広範囲にわたります。多くは戦時中はまだ10代、性のことも知らない幼子のような少女です。そんな彼女たちに組織的なレイプを戦争中ずっと行っていたのです。軍による拉致であったり、工場への働き口があるからとだましたりして、少女達を集めました。少女達は戦争中に殺されたり、耐えきれなくなって死んだり、戦後生き残っても暴力による傷や病気、PTSD、差別などに苦しんでいます。そして毎年、被害者は高齢のため亡くなられています。
なぜ今なの?
昨年、アメリカ下院をはじめオランダ・カナダ・欧州連合などの議会が、日本政府に対して「日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」ことを「正式に認め」「謝罪する」よう求める決議を採択しました。今年に入ってからはフィリピン・イギリス・ドイツ・オーストラリア・ニュージーランド・韓国国会などで決議されたり、または決議採択の運動が続けられています。国内では3月に宝塚市議会、続いて6月に清瀬市議会(東京)で政府の誠実な対応を求める意見書が採択、など全国各地で請願活動の取り組みが活発になっており、堺市でも意見書を求める署名が取り組まれているのです。
世界と連帯し、真の解決を
世界各地で上がっている「慰安婦」問題解決を求める声に連帯し、ハルモニ(おばあさん)たち被害者の尊厳と名誉を回復するために、日本政府に正式な謝罪と補償、日本軍「慰安婦」の事実を次世代に伝えるよう求めていきましょう。
組合ニュース第5095号(2008年10月31日発行)より
請願署名ダウンロード(pdf)
呼びかけダウンロード(pdf)
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