PANDA車載用発電機の特徴

水冷方式:

エンジン本体、発電コイル部分の冷却に水冷方式を採用しています。

空冷式発電機に比べて防音ケースを密閉状態に近づける事が出来る為、運転音が静かです。

非同期式発電機:

一般的な同期式発電機に比べてきれいな交流サイン波の電気が出力されます。

この特徴を生かしてヨーロッパでは軍用、放送中継車、緊急車輌用へ採用されています。

日本国内でもイベント車輌、放送中継車に搭載されて活躍しています。

防音ケース

 

 GFK(FRP)防音ケース

 

 

 

  

 MPL(オールメタル)防音ケース

 

 

 

 

 

 

VCS(電子ガバナー)、ASB(自動始動ブースター)

  電子ガバナーにより、非常に精度の高い電圧制御が可能です。

80%負荷状態でも、±3Vの範囲で制御できます)。 

また、自動始動ブースターにより電動機の始動電流を300%までアップさせることが出来ます。

ラジエーター:PVK−UK型以外は外付けラジエーターが必要です。

 
ルーフ型ラジエーター

 
 


 

床下、横付け型ラジエーター

 
 


 

取り付けについて

ラジエーター取り付け

外付けラジエーターの取り付け場所

 

A:ルーフ
騒音・熱発散の点から、ルーフが最適な取付場所です。

B&C:車の側面
ルーフの取付が無理な場合は側面にも取付けられます

*床下への取付けは地面との距離が750mm以上ある場合のみ可能です。

 

 

 

 

 

 

外付けラジエーターの取り付け配管

 
 

@発電機 

A外付けラジエーター 

Bファン 

Cリザーブタンク 

D冷却水パイプ 

E戻りパイプ 

FT−コネクション 

Gサーモセンサー 

Iエンジンのエクスパンジョンタンクへのブリーディング(エア抜き)パイプ

 
 


 

 

 

 

 

ラジエーターを設置するときは、必ずリザーブタンクとブリーディングパイプを

取付けてください。

図のようにブリーディングパイプをエア抜きポイントへ真っ直ぐ下ろすのが理想的ですが、

無理な場合は複数のエア抜きポイントを作ってください。

排気装置取り付け

発電機からの排気は内臓の水冷消音器によって180℃以下まで冷却されます。

(ピーク時でも250℃くらいです)

排気ホース、コネクターなどはこの温度に耐えられるものを使用してください。

車両内部ではラバーホースは使用しないでください。

(高温のため劣化して排気ガスが漏れる心配があります)。

排気用装置はオプションでありますので、ご相談ください。

パンダ発電機は通常の発電機に比べはるかに音が静かですが、

完璧な消音を望まれる場合は外付けで消音器を取付けてください。

通常の車両用消音器で構いませんが、オプションで消音器も揃っています。