抗原・抗体


抗原・抗体とは?・・・  w94_2.gif (7814 バイト)
 身体を外からの異質物(異物)から守るために、この異質物を異質と認識し、無毒化もしくは排泄等の生体反応が抗原抗体反応である。一般的には身体の悪影響を及ぼすような反応をアレルギー、過敏症と呼ばれる。ここでの異質物が抗原、異質であると認識するものが抗体である。よく抗原と抗体は鍵と鍵穴にたとえられ、完全に一致した時にこの抗原抗体反応が起きる。



抗原の特徴・・・
 抗原は“アレルギーをおこすもと”という意味でアレルゲンとも呼ばれている。
抗原は抗体を産生する物質で次の特徴がある。

 @異質であるw94_3.gif (9823 バイト)w94_4.gif (7883 バイト)
生体にとって異物ある。
 目や鼻等から侵入する花粉や微生物、食物としてとる鯖・タマゴなど、臓器移植、輸血様々な抗原となりうるものがあるがすべて異物なのである。


 A分子が大きい
 一般的にはアミノ酸や単糖類など分子の小さいものは抗原とはならない。通常はタンパク質や多糖類である。例外としては金属などの接触アレルギーがあるがこれは金属と接している部分の皮膚タンパク質と金属によって一つの大きな分子異物として認識されるためである。

 B分子の形が複雑
 生卵でアレルギーを起こす人でもゆで卵にするとアレルギー反応が起きないことがある。これは卵をゆでると抗原の形が変化するためアレルギーを起こさなくなる。

 C個体差
 全ての人がある物質に対して、全く同じ反応を現わすとは限らない。人それぞれ同じ異物でも抗原となるものもあれば抗原とならない場合もある。またアレルギーの度合いも様々である。



トピックス・・・
 花粉によるアレルギーがあると分かったのは、欧米では今から100年以上前のことであり、当時この花粉症のことを枯草熱と呼んでいた。日本では30数年前まではこのような病気があることはごく一部の医者しか知らなかった。スウェーデンでは国土のほとんどがカバノキの森におおわれているのでアレルギー患者の20%弱がカバノキ花粉アレルギーである。また北米ではブタクサ花粉アレルギー、南オーストラリア、ニュージーランドではイネ科の花粉アレルギーの人が多く、日本のような樹木の花粉アレルギーの人は少ない。

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