血流

 血流とは、血管内における血液の流れのことです。血流の原動力は、心臓の心拍によって生じる圧力です。図に示すように、体内における血液循環は、大きく肺循環と体循環に分けられます。肺循環は空気中から酸素を取り入れて、体内の炭酸ガスを外に放出する役割をもち、体循環は、人体の各組織に酸素や栄養を補給し、組織から排泄された炭酸ガスや老廃物を運び去る役割をもっています。血流量は、心臓の収縮力、血管のなめらかさなど、種々の要因によって影響され、また、姿勢、外気温、運動、ストレス、緊張など、血管以外からの要因によっても左右されます。 991022 Fig.gif (6105 バイト)

<血液の役割>

・運搬作用 
  酸素、栄養分を各組織に届けたり、逆に組織から炭酸ガス、老廃物をなどを回収します。

・体内の内部環境を一定に保つ
  体内の pH、体温、組織の浸透圧などを一定に保ちます。

・生体の防御
    体内に異物が侵入したときに、抗体(免疫物質)をつくって異物を無毒化したり、白血球が細菌や有害物質を 包
    み込むなどして、外敵から生体を守ります。

<血行と健康について>


 健康な状態の身体には、酸素や栄養を身体の隅々までまんべんなく運搬し、老廃物を身体の外へ排出する機能が十分に備わっています。つまり、血液循環がスムーズに行われていることが、健康であるための大きな条件なのです。入浴やマッサージには、身体を温めて発汗させ、身体の全身の血行を良くし、疲労を回復したり、身体機能を活性化するなどの効果があります。美容面では、血行を良くすることによって、酸素、ビタミン、ホルモンなどの栄養源を皮膚の隅々にまで供給することができ、美肌づくりに大変効果的です。

 

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