水素結合

  毛の成分の約99%はタンパク質です。そのタンパク質は20種近くのアミノ酸が定まった割合と順序で結合してできたものです。そのタンパク質が寄り集まって毛髪繊維を形成します。この形成された繊維をより丈夫にする為に、タンパク質分子の間で色々な化学的結合が形成されているのです。
  化学的結合にはシスチン結合、イオン結合、ペプチド結合、水素結合などがあり、どれもが毛を丈夫にする役割を持っています。
  水素結合は、あるタンパク質分子内のアミノ基の水素(H)が他のタンパク質分子内の酸素(O)と電気的に強く引き合ってできる結合です。その結合力は他の化学的結合に比べると弱く、水によって簡単に切断されます。しかし、乾燥した状態のときはある程度の結合力をもっており、他の結合よりも多いこともあって、毛の強度を保つためには大切なものです。  

水素結合1.gif (20488 バイト)
  矢印.gif (4871 バイト) 水素結合2.gif (20765 バイト)
 
  ちなみに、毛に水をつけると柔らかくなるのは、乾燥時に存在していた水素結合が切れる為なのです。

 

j_backb.gif (2551 バイト)

but_01.gif (1017 バイト)
化粧品用語辞典表紙へ ホームへ