第1回秩父札所鍛錬吟行 



第1回秩父札所鍛錬吟行案内

 

 2009年7月19日、20日と二日かけて第1番四萬部寺、第2番真福寺、第3番常泉寺、第5番語歌 堂、第13番慈眼寺を巡った。

 白百合の咲き乱れる第1番四萬部寺、蓮の花の見事な常泉寺など自然の中の寺々を五十余名 の参加者は思い思いに吟行を楽しんだ。

 二日目は「サライ」(小学館)十月号の<俳句特集>の吟行の部に取り上げられ、その取材を 受けた。

 

主宰句

 第1日

  木いちごを摘む無住寺のたそがれに

  ひぐらしの穴続きけり夢の奥

  札所あり初ひぐらしのただ中に

  水打つて秩父山國祭笛

  三光鳥困民党のひと等のこと

 第2日

  眞言を唱へて涼し涼しかり

  秩父びと念波観音力涼し

  白炎天笈摺輪袈裟身になじみ

  蓮咲いてはたりと散つて白光す

  眼ぐすりの木に句札吊る大南風


坂東第八番妙法山星谷寺(星の谷観音) 坂東第八番妙法山星谷寺(星の谷観音)
坂東第八番妙法山星谷寺(星の谷観音) 坂東第八番妙法山星谷寺(星の谷観音)

 

 

 

 

 




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