第20回まちづくりソフトウェア最前線研究会 「知的マルチエージェント交通流シミュレーターMATES」みずほ情報総研 株式会社 地球環境研究会 仲間 豊氏 |
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旧富士総研の環境部門が組織改変、東京大学新領域創成科学研究科吉村研究室にて共同研究に参加。
マルチエージェントにいろいろな条件の設定が可能。並列化(エージェント別に並行して計算をする)を目指す。
個々の車の情報が取れる、信号の影響、災害の影響などの評価
柏市で行なった現状のスペック、最大のべ17万台、最大同時存在9万台。交差点数は659、
自動車が環境(信号とか歩行者、対向車など)を認識して行動を判断する。
http://save.k.u-tokyo.ac.jp/%7Enakama/mates-web/index200503.html
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各車の経路探査の違いにより渋滞がどう変わるか、などを見る。経路探査の志向の違いが、動作性の違いになる。現在、乗用車は2〜3通り入れてある。
岡山市では、公共交通、歩行者が自動車交通に与える影響を評価。3km四方、交差点は280。
実態とシミュレーションの検証は、交通量調査などで行なう。
実際の交通流には、法定速度を守らない、老人の運転する車がある、など、現在初期条件に加味していないものがある。
車の流れが順調になるとかえって交通量が増える、という要素もあるが、そういったエレメントは現在加味されていない。
現在10種類程度の交通流シミュレーションが存在している。見た目重視のソフトが多いという印象がある。 |
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