第8回 まちづくりソフトウェア最前線研究会 「電子自治体の実現に向けて」〜フロントオフィス機能からのアプローチ〜 内藤 文子氏 |
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第8回まちづくりソフトウェア最前線研究会
平成14年6月28日
講師 浜松市企画部情報政策課計画グループ
「電子自治体の実現に向けて」
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浜松市
情報化が一時代早く進んだため、役所の機能に沿ったシステムを作る感覚が強く、システムに合わせて業務を行う感覚がない。
2001年4月にやっとwindowsが導入される。古いやり方を捨てることに抵抗が強い。
テレトピア、自治体ネットワーク事業、等の支援を受けて情報化を進める。
市民の身近に情報を持って来る発想。
フロントオフィス→欲しい情報がどこにあるかわからない
バックオフィス→広報がうまく伝わらない。
両者の連携をどうとるかが重要
対面によるワンストップサービス、13課のサービスをひとつの窓口で。
業務を徹底的にマニュアル化、マニュアルを見ながら対応。市民窓口センターと各業務担当課の連携と役割分担。
電話によるワンストップサービス
ゴミの受け付け、よろず相談受付
1課1ホームページからの脱却、
生活インデックス(暮らす、遊ぶ、学ぶ、働く、市民参画)を札幌から借用し、それに対応するホームページを目指す。At窓口方式の推進。
住民票は各支所で取れるようになっている。住民基本台帳ICカードをこれから導入するメリットに欠ける。
市民の視点をとらえる工夫、市役所出口調査、市民からの多様なアクセスを職員が情報共有し、市民の声を市政に生かす。
利用頻度が高いメニューが現れるページ→機械的階層から検索すると手間がかかりすぎる場合がある。
市役所内のルール管理、
便利ならイコール良いとは限らない、粗大ゴミの受けつけが便利になると出されるゴミが増える。
アウトソーシングしても対等で自立した関係、他都市、他地域、地域における他セクターとの連携、NPOなど連携団体との癒着に注意する。定常的なアウトソーシングで成立するような連携団体を作らないように努めたい。
質疑:
ゴミのコールセンターの実態
市民からの指導鞭撻でゴミ行政が動き出している。
各課のweb管理を激励するテクニックは→指導するより誉めたほうがいい。
電子申請、入札情報な
どの市役所からの配信を望んでいる。
市民は本当にwebに期待しているか→アクセスは多くなっている。
市民のサイドの情報発掘の姿勢を期待したい。古いお蔵を壊したときは、コンテンツの提供をしてもらう、など。
COBOLを未だに使用しているセクションがあり、windowsが馴染まずにいる。
地域メディア戦略研究会→9自治体、三鷹、藤沢、大和、三重、札幌、大津、徳島、トウホウ、浜松、自治体の情報化推進担当者の連携の会を作っている。 |
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