1/14-1/15 scale Tintoy modelcar 


 伝説のドライバーとして、さらに1人の人間としても憧れる存在であった“浮谷東次郎”。
この世を去ってからすでに48年が経とうとしているが、今もその生き方に共感する若者は多い。
当方も短い間ではあったが、TOJI'S CLUBに在籍し、東次郎の生き方を知る事が出来た。
 今回は、そんな東次郎の生き方に共鳴した元TOJI'S CLUBの臼井氏が製作されたティントイモデルカーをご紹介したいと思う。

 左の画像は、元となったブリキのおもちゃのTOYOTA S800である。
かなり錆びつていることがわかる。
塗装を落としてからボディ表面を磨きながらレストアを始めなければならない。
 下の画像は、レストアを終えたヨタハチである。ブリキのおもちゃは、プラスチックやレジンと違い、錆止めなども必要である。これは、実車と同じ工程でレストアしなくてはならいということである。
まるで今誕生したばかりのティントイを見ているようである。
 
 


(C) Modeling, photograph by Toshio Usui.

(C) Modeling, photogaraphs by Toshio Usui.

(C) Photograph by Toshio Usui.
 なんとも暖かい気持ちにさせてくれる“ヨタハチ”ではないだろうか。
これがプラモデルとの大きな違いである。ということは、60年代中期頃の本物のくるま達は、まさにブリキのおもちゃの1/1スケールだったと言っても過言ではないかもしれない。
 そんなことをこのヨタハチは改めて教えてくれたような気がする。
優しい気持ちにさせて頂いたこの東次郎仕様TOYOTA S800。この場を借りて臼井氏に御礼を申し上げたいと思う。

(C) Modeling, photogaraphs by Toshio Usui.

 

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(C) Modeling, photogarahps by Toshio Usui.