(4) Ferrari 312 & 246 

TOP : Leftside Surtees's #6 312 in 66'Belgium GP.
Rightside #16 246 with L.Bandini in 66'Monaco.

 HONDA 以外にも数多くの60sフォーミュラ・ワンを製作されている。その一つがフェラーリです。
1966年より施行された3リッター・フォーミュラは、これまでの1.5リッターフォーミュラの2倍の排気量であり、各チーム未知の領域だったと思われます。そのためか初戦のモナコ・グランプリでは、63、65年とタイトルを奪取したチーム・ロータスやBRMでは、タスマン・シリーズで使用した2.5リッターエンジンを臨時に搭載し対応する始末、フル・コンストラクターであるフェラーリと古いマセラティV12エンジンを搭載したクーパー、そして、4.2リッターフォードインディ用の3リッターデチューン版をドッキングさせたマクラーレンのみがフル3リッターエンジンでの参加となったのです。#16は、バンディーニの駆るタスマン用2.4リッターV6エンジン搭載の246。意外とモナコではまだまだ開発途上のフル3リッターと遜色なかったようだ。


(C)Photograph and Modeling by Hiroyuki Iemoto.


TOP : Rightside #17 312 in 66' Monaco GP with J.Surtees.

 家本氏の作りの原点は、考察の正しさと追及にあるようです。また、クラブにおける良き先輩方の作品を見て勉強する姿勢がとても好感が持て、誰からも好かれるその性格はある意味天性のものなのかもしれません。
フェラーリのシリーズは、完結ではありません。まだ製作中のマシンたちが沢山あるとのことです。
ちょっとその内容を見せて頂きましょう!

これらがスロットカーとしてサーキットを走る日を楽しみにしましょう!
(5) LOTUS 49 and Others 


TOP : The Lotus 49s.
 #5 Jim Clark's 49 first win and #4 his last win.

TOP : Other 60s F-1 & Indycars.
#10 61'Ferrari 156 "Shark nose",#22 65'Brabham Climax, #11 66' Cooper MaseratiV12 and #7 BRM H-16.
The 4 wheel car of Tyrrell P34 and #42 68'Gurney's EAGLE Indycar.
Last, Mecom Team's Indy Lola T90s. Driven by #24 66'Indy500 winner G.Hill and #43 J.Stewart.

 まさに壮観!!と言う形容がピッタリする眺めではないでしょうか。1台1台がすぐにでも走れる状態であるということが凄いと思います。

TOP : #3 77'P34.

 75〜76年当時、各チームは6輪車計画を発表していたが、実際にレースに参加したのは、このタイレル(昔はタイレルと言っていました。)6輪車だけでした。しかも1976年には優勝まで掴んでしまったのだから・・・。
家本氏は、この6輪車のフロント4輪はすべて回りますと言っていましたのでスロットとしての走りも見てみたい気がします。
 

(6) Indy 500----LOLA T90 

TOP : #43 J.Stewart with Lola T90 Ford. He had a win in 66' Indy Japan.
#24 G.Hill. 66' Indy500 winner.

(7) New generation F-1 
 
 オールドF1のみならず、現代のF1も作ってしまうのは流石だと思います。どんな車にもモチベーションを持って製作することが出来るのが理想なのでしょうが中々出来ないものです。家本氏はその他CAN-AMマシンなどの他のカテゴリーのマシンも沢山手がけているのでまたの機会でご紹介出来たらと考えています。
 現在進行形の「くるま村の達人」として、これからも私たちに素晴らしい作品を見せ続けて頂きたいと切に思っています。
皆さんもこれからの作品に期待しましょう!
 今回の企画ページを最後まで見て頂きありがとうございました。

END


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(C) Photographs,modeling by Hiroyuki Iemoto.
(C) Ferrari 312 prototype model made by H.M.