The TOYOTA 2000GT Again----
あの栄光のトヨタ2000GTをチーム・トヨタのメンバーが
袋井市のヤマハコースにて走行 !!
 66年スピードトライアルで世界記録を樹立したトヨタ2000GTを当時のオリジナル・メンバーである細谷四方洋氏が袋井市のヤマハコースにおいて37年振りにステアリングを握る !!
15/FEB/2003 

TOP : Shihomi Hosoya and his TOYOTA 2000GT at Fukuroi in 2003.
(C) Photographs by Tetsuro Yamada and Yuya Fujitsuna.
 あのトヨタ2000GTが細谷氏の手で袋井市のヤマハコースを駆ける!!
その情報を細谷氏から頂いたのは2月上旬の事であった。諸般の事情で当日この歴史的な場面を見ることは出来なかったが、昨年のトヨタ・モータースポーツ・フェスティバルでのトヨタ 7との遭遇以来どうしても2000GTの走る姿を見てみたいという欲望にかられていた私にとって行けなかったと言う事実は大変ショックであった。
しかし、細谷氏の御好意により、当日のこの歴史的な2000GTの写真を頂くことが出来、こうして紹介させて頂くことが出来たことをこの場を借りまして御礼を申し上げたいと思う。
また、当日チーム・トヨタの正式メンバーである大坪善男氏(なんとあのボンドカーをドライブ!!)、そして津々見友彦氏も参加されており、まさに1966年谷田部で行なわれた「スピード・トライアル」の再現である。
オリジナルメンバーが3名も揃った事により、このイベントが単なるイベントではない歴史的なイベントととして取り上げられる事をこの場を借りて自動車雑誌各位にお願いしたい。

TOP : TOYOTA 2000GT SPIDER !! 
It's the James Bond's car of movie's "YOU ONLY LIVE TWICE"in 1966.
 下記のコメントは、細谷氏から頂いた当日のコメントである。
 
 
 このイベントは、「トヨタ2000GTを語る会」というのが正式な名称です。
全国からトヨタ2000GTが33台もヤマハコースに集合いたしました。
当日はトヨタ側から河野二郎元チームトヨタの総監督をはじめ設計者・メカニック・ドライバー28名、ヤマハサイドは長谷川会長をはじめ技術者・製造部門・テスト部門・コース関係者約100名の方々の参加。
特筆すべきは、アメリカより68年のシェルビーレーシングのプロドライバー・デーブジョーダン氏とスクーターパトリック氏の2名、この度トヨタ2000GTの今まで未発表の写真や詳しい解説書を執筆発表されたアメリカ在住の写真家・ジャーナリストの吉川信様(この方はノスタルジツクヒーローなどでお馴染みだと思います)の参加があり、盛大にヤマハコースの試乗会・ボンドカーやトライアルカーの当時の再現風景などがあり、ギヤラリー約200名の方々はトヨタ2000GTに堪能されたと思いますし、クラブ員の方々は自分2000GTでフルスロツトルで走っていました。
今でも220キロに近い速度(光電管で測定)を計測出来、改めてオーナーの方々の努力には感服いたしました。
また、写真はスピードトライアルのスタート時の再現です。日章旗はチームトヨタの総監督・河野二郎様にお願いいたしました(右画像)。
 夜はつま恋で盛大なパーティーがありました。ヤマハコースからの移動でしたが多数の方々の参加で大変盛り上がりました。
 私も65歳になります。今後この様なフェステバルが何時どこで行われるかわかりませんが元気な時に開催していただけれは゛イイナーと思っています。
 
by 細谷四方洋 
 上の写真は、これからトヨタ2000GTと共に37年前のスピード・トライアルにタイムスリップしようとしている細谷四方洋氏の勇姿である。笑みを浮べたその表情には37年前にはなかった余裕を感じることが出来る。
 素晴らしいコンディションに保たれているトヨタ2000GTに元チーム・トヨタキャプテンの細谷氏は何を感じてステアリングを握ったのであろうか。


TOP :  TOYOTA 2000GTs at Fukuroi.
 トヨタ2000GTは、間違いなく日本が生んだ名車中の名車であると思う。
異色なところでは、皆さんが御存知の映画「007は二度死ぬ」に登場したオープン仕様の2000GTなどもあるが、やはりトヨタ2000GTと言えばレースでの活躍、特に日本有数の耐久レースにおいて数々の勝利をものにした1966年から1967年のチーム・トヨタの活躍が上げられるのではないだろうか。
その活躍の中心人物としてチーム・トヨタの指揮を河野総監督と共に仕切っていたキャプテン細谷氏も今また益々意気盛んにトヨタイベントに参加されている。皆さん、そんな氏の活躍をこれからも応援しようではないか。
END


GO TO TOP

GO TO MENU

(C) Photographs by Tetsuro Yamada.
(C) Photographs by Yuya Fujitsuna.
Special thanks Shihomi Hosoya.