MACHINES GALLERY

Mckee MK7 Driven by Charlie Hayes
( 1968 Times Grand Prix )
1/24 Scale Full Original Body
 
 
 インターネットなどがない1966年当時、私たちにとっての世界モータースポーツシーンの情報を得ることが出来る手段と言えば、オートスポーツやカーグラフィックなどの月刊雑誌を数ヶ月遅れの情報として得ることが唯一の方法でありました。
あのCAN-AMシリーズにしても、初年度の1966年、67年については、ヨーロッパ志向ということもあったと思うのですが、記事として載せていません。
しかし、日本グランプリにおけるローラT70の登場以来、アメリカで行われている排気量無制限のグループ7レースが俄然注目され始め、さらに、68年からは、ニッサンやトヨタもグループ7仕様のマシンで日本グランプリに出場するなどの理由から、今までインディ500だけに限られていたアメリカでのレース取材が、一挙にCAN-AMおよびデイトナ500まで広がることとなったのです。
 1968年のCAN-AMシリーズは、マクラーレンM8Aの独占場の様相で終了し、デニス・ハルムがチャンピオンとなりました。マクラーレンコンビ以外で注目なマシンは、やはりジム・ホールのチャパラル2G、マーク・ダナヒューとピーター・レブソンの市販型マクラーレンM6B、ジョン・サーティーズのローラT160TSなどですが、もう1台注目を集めたマシンがありました。それが、マッキー・スペシャル。ザ・ウェッジと呼ばれていたように、クサビ型をした異色なマシンでありました。
 
 1969年頃にクライマックスより発売されたマッキー・スペシャルのクリヤーボディは、モデル・スピードライフの記事にもなり大人気となりました。私もすぐに購入し、自作パイプフレームをつけて走らせていました。
今回作ったボディは、自作プラバンボディです。
曲面がほとんどないこのようなボディであれば何とか作ることが出来ます。ただし、ウインドウについては、手持ちのクライマックス製マッキースペシャルジャンクボディがありましたので、それを切り抜いて使用しました。
カラーは、濃紺に白のストライプ。インナーホイールは、1円玉ホイールキャップ。


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(C) Photographs,textreport by Bon Makino.