MACHINES GALLERY 

1968 Ferrari 275LM
Le Mans 24 Hours
1/25 scale resin body
Part 2

 コクピット内の四角いバックミラー、ワイパー、フェールキャップ、ル・マン独特のゼッケン点灯用ランプ、前後ライト、ライトカバーとウインドウのクリヤーパーツ、そして、コクピットを装着した275LMです。
  ラジエーターなどの開放口全てに、つや消し黒が着色された金属製網を貼り付け、リアル感を出します。
また、ボディ裏側も外側から見えてしまうので、一応つや消し黒で着色しました。
後は、リアエンド下部のエキゾーストとフロントウインドウ上側にサンシェード日よけ用デカールシルバーを貼ったらボディ関係は終了です。
 さて、シャーシですが、コクピットがかなり下まである関係で、さかつう製ペガサス・コンペを使用します。また、タイヤ径は、フロント26mm、リア28mmとしました。フロントタイヤは、ゴムタイヤで丸みがあるところを再現。リアタイヤは、角を丸く削り当時のタイヤの雰囲気を再現してみました。
 インナーホイールは、P4用と同じですが、レジンで抜いて装着しました。色は、エナメルシルバーとゴールドを40:60の割合で混ぜて塗装しました。
 
 シャーシをボディに装着し、完成した275LMです。フロントウインドウ上部の日除けサンシェード、およびサイドウインドウの開閉窓をデカールで再現してあります。また、リアエキゾーストもストローを使い取り付けました。
 
 リアがオーバーフェンダーになっているため、他のLMとはちょっと違うイメージがするシャーシナンバー8165のLM。
スポーツカークラスで、たえずフォードGT40やローラT70MKIIIなどと戦う宿命を背負ったフェラーリ250-275LM。
デビッド・パイパーがそれらをなんとか打ち破ろうと考えたあげくの姿がこのLMなのかもしれません。
同年のBOAC500にP.ロドリゲスのドライブで出場した同じくパイパーのLMは、ル・マンを上回る総合5位でフィニッシュしました。今度機会があれば、この時のLMも作ってみたいと思っています。


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(C) Photographs, textreport by Bon Makino.