MACHINES GALLERY

LOTUS 40 Driven by Jim Clark
( 1965 Times Grand Prix )
1/24 Scale Tamiya Replica
 ロータス30や40は、実車を知るよりも早くモデルカーレーシングで私たちは知りました。COXやタミヤ、その他の内外メーカーのほとんどがこれらを製品化したので私たちは実車ではさぞかし速い車だと信じていたんですね!
ところが時が過ぎて実車の資料を見てみると「これはロータスの失敗作」とか「ジム・クラークだから速く走れた」とかかれているではないですか。
実は、このスタイリングは実車よりモデルカー向きのスタイルだったんではと私は理解しました。当時の子供たちに大人気だったロータス30-40。実車がどうあれ、この個性豊かなスタイリングはいつまでも私たちの憧れです。

 そのロータス40が、ジム・クラークのドライブで総合2位(チャパラルに次ぐ順位は立派!)になった1965年タイムズ・グランプリ仕様を作ってみました。
ボディは、タミヤレプリカレジンボディを使用。各部をその時の仕様に改造し、なんとかそれらしく再現してみたつもりです。

 はっきり言ってタミヤのロータス40は似ていません。ただし、カッコ悪いと言う意味ではなくて、実車に似ていないという意味です。
全体のラインは似ているのですが、フロント先端が実車は直線的なのにタミヤのはしゃくれています。その点、COX製の方が似ているように思います。
 改造した部分は、フロントラインを直すのは無理なのでそのままにして、フロントの開放部を2つにし、フロントとリアにスポイラーを追加、そして、リアエンドに上の写真のように開放部を設けました。また、タミヤのコクピット部は、上げ底なので、そこを切り取り箱型のコクピットを作り、さらに実車のフレームがエランのようなバックボーンフレームなのでコクピット中央に四角い盛り上がり通しそれらしくしてみました。
 タミヤのボディには、フェールキャップの位置がボディサイドに設置されていましたので、それをフロントカウルエンド(ウインドウ前横あたり)に、そして、同じくフロントカウルエンドサイドに三角の開放部を開けました。
また、リアカウルエンジン部からリアにかけて上の写真のように開放し、黒のつや消しを塗った茶漉し網を貼るなどをして雰囲気を出してみました。エアファンネルは、さかつう製。エキパイはフレシキ棒と手持ちのものとの合体です。今一歩かなぁ?!
カラーは、モデラーズブリティッシュグリーンと明るいイエローで仕上げました。
インナーホイールは、エボリューションに似たタイプをゴールド5、シルバー2の割合で混ぜて塗ってあります。


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(C) Photographs,textreport by Bon Makino.