MACHINES GALLERY

LOTUS 23B Driven by Graham Hill
( 1963 Times Grand Prix )
1/24 Scale Resin Body
 ロータス23というと、すぐに思い出してしまうのが、1963年に鈴鹿で開かれた第1回日本グランプリではないでしょうか。
後のチーム・ロータスのマネジャーとなるピーター・ウォー選手が乗ったロータス23は、安定感、そして、圧倒的なスピードをモータースポーツ観戦が初めてな我が国のモータースポーツファンに強烈な印象を与えました。

 今回、この23の進化版とも言うべき23Bのレジンボディが手に入りましたので作ってみたいと思います。
ロータス23というと、レベル製を思い出すのですが、レベルのモデルよりもこのレジンボディはさらに一回り小さい感じです。
 では、どのロータス23Bを作るか迷ったのですが、カラーリングが特徴的な1963年のタイムズグランプリに出場して総合10位となったグラハム・ヒルがドライブするモデルを作ることにしました。
イエロー(実際のカラーリングは良く分からないのですが、レモンイエローではないような気がするので、今回は、下地にレモンイエローを吹き、その上からキャメルイエローを吹いてちょっと濃い目のイエローにすることにしました。
また、特徴的なラインは手持ちの資料では、黒か濃紺か良く分からなかったので、今回は黒のラインでいくことにしました。間違いでしたら悪しからず・・・。
ちなみに太い黒のラインは、モデラーズのカラーデカールを切り抜いたもので、細いラインは、インレタをクリヤーデカールに載せて使用しました。

 左の写真は、すでに大体の塗装を済ましたところです。
ヒルの23Bは、フロント先端の開放部がオリジナルと比べて左右に小さな穴が開いていること、そして、フロントカウルコクピット左前方にエアダクトがあること、リアカウル上のエンジンエアファンネル用の開放部が左右にあることなどがオリジナルと違うようですのでそのように追加しました。
 


ドライバーは手持ちのレジン製のものを利用。ステアリングも手持ちのもの。少し大きめの方が雰囲気かもしれません。

コクピットはプラバンで箱型に作りました。サイドシルが少し高く仕上げた方が本物ぽく見えると思います。ロールバーは、アルミ線1,5mmぐらいのものを使用しています。これって結構便利です。

 ライトは、市販されているクリヤーパーツにアルミテープを裏側に貼って雰囲気をだしました。また、グラハム・ヒルのヘルメットのトレードマークであるボートの白のウォールはデカールで細かく貼りました。

 黒のラインは、インレタを利用しましたが、貼る時にマークソフターを浸けすぎて歪んでしまいました。もう遅かったという感じです・・・・。
テールランプは、レジンボディに成型されていたものに塗装しただけです。エキゾーストは、プラ棒を利用。


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(C) Photographs,text report by Bon Makino.