再び上のページに移ります。
5)フロントの黒い部分はデカールを用い、まず白のデカールをはり、ふちの部分が細いラインになるよう、中央を黒で塗るとむずかしい白のラインを書かないですみます。
また左右のパッシングランプのところまで白いラインがつづいているので、白ラッカーでデカールのラインの続きを書きたしてください。
再び左のページ中央に戻ります。
6)左右フェンダー上にある“GP−III ”のマークは、まずデカールに入っている白いラインを、図のような寸法の型に2枚切りぬいて貼ってください。
このデカールがかわいたら、図の色で文字を書いてください。
再び上のページに移ります。
7)リヤ―はエキゾーストパイプを含め、凹んだ部分を黒で塗ります。塗りあがったらフェンダーのフェールコック、エンジンを接着してください。 |
8)塗りあがったら茶漉しの細かい網を図の寸法に切り、フロントグリルに押しこんで接着してください。
実車では黒に塗ってありましたが、そのままの方が感じが出るでしょう。
4だび左のページに戻ります。
9)ホイールキャップはスポーク以外を黒で塗りつぶすと感じが良くなり、立体的になります。
さて、シャシーをボディーにビス止めし出来あがりました。5,500ccの“ローラT70”サーキットにてテストしたところ、直線でのスピードは抜群でしたが、コースに不慣れのせいもあって、実車同様にヘアピンではスピン続出、コントローラーを握っていた私は、そのスピンが大変楽しく感じられました。
あなたのサーキットで日本グランプリを再現し、T−70優勝というのはいかがでしょうか!”
以上で、“いとしのローラ”60’sモデルカー・レーシング編 PART 2を終わらせていただきますが、なんとも時代を感じさせる改造記事ですが、それはそれなりに手塗りしかなかった時代でのトップ技術がここには書かれているわけで、当時どうしても書けなかった“GP−II
”やブリヂストンなどのマークなどは今でも書ける人を見ると素直に尊敬してしまう私がいるわけであります。
御意見・御感想お待ちしております。
26/NOVEMBER/1999 BY HIROFUMI MAKINO |