ニッサンR380II、R381、R382、そして、鮒子田 寛選手のトヨタ7が編隊を組んで富士を走る!!
北野 元選手のR381の可変ウイングがコーナーで左右分かれて可動しながら先頭でヘアピンを抜ける。
R380には、砂子義一氏の代わりにジュニアが搭乗。その脇を高橋国光選手のR382が軽々と抜いていく。
 鮒子田 寛選手のトヨタ7は実戦投入こそなかったものの他の3台とは違う輝きを放ちながら後ろから3台の様子を見ながら走行。そう言えば、鮒子田選手は、1969年富士で行なわれたNETスピードカップレースの予選において、北野選手のR381(V12エンジン搭載の改良型R381)の後ろを走行中、最終コーナーで北野選手の跳ねた石を直接眉間に受けて負傷、包帯を巻きながら決勝レースで優勝したことがあった。そんなことがあったからか(!?)、北野選手の後を避けて走行しているように思えてならないのは私だけだろうか・・・。
 そんなことを考えながら、この4台のデモンストレーション走行を実際に見ていて、実に幸せになってくるのを感じないわけにはいかない。この機会を与えて頂いた鮒子田 寛氏に心からお礼を言いたい。

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(C) Photographs by Kazuhiro Kogi.

(C) Photographs by Yoshiyuki Tamura.

(C) Photographs by Bon Makino.