BIG LOLA 登場 !!
1/12scale Lola T70MKII

 今回の「くるま村少年団」ブースにおいて、とにかく目立つ作品と言えばこの“Lola T70MKII”ではないだろうか。
この物凄く精密な作品を製作したモデラーは「世田谷模型車庫」のM氏である。
 1966年にジョン・メコムチーム(発音はミーカムだが・・・)からジャッキー・スチュワートがリバーサイドなどでドライブしたマシンを再現している。ちなみに日本に来たドン・ニコルズの同じカラーリングのマシンは、同チームでPJがドライブしたものだと言われている。

 ベースモデルはあのタミヤ製1/12スケールのLolaT70MKIIIであるのだが、そのMKIIタイプボディはなんとフルスクラッチである。 そのボディをトランスキットのように組み立てたと言ってしまえばなんだか簡単のように思えるのだが、実際にはそう簡単にはいかない。 すべてをすり合わせながら1つ1つ組み込んでやっと出来上がるというものだったとM氏は言う。
 さらにこの作品は超絶だ。 アクセルを踏み込めば(綿棒か何かで押すのだろうか?!)キャブが連動する。
また、シフトがH字に動きミッションとも連動するから凄い!
 さらに、シートベルトは本物同様に金具部分が取り外し出来ると言う。
これはまさに模型と言うよりは、日本刀のような切れ味鮮やかな芸術品と言ってもいいのではないだろうか。
素晴しいものを見せて頂いた。
 また、富士ピット内には1/24 Nissan R382, 381, 380III-A, Prince R380などを展示していただき、大いに雰囲気を盛り上げて頂いた。この場を借りてお礼申し上げたい。
 

TOP :1/12scale Lola T70MKII.
TAMIYA + Original Open Lola Body built by Mr.M.
(C) Photographs by Mr.M and Hirofumi Makino.

 須藤武彦氏の1/32スケール日本グランプリコレクション
 今回の富士スピードウェイ魔の30度バンクのジオラマは、須藤氏の1/32コレクションなくしては完成することは出来ない。 特に1969年日本グランプリにおけるスタート後6周目までの首位攻防は記憶に残りぜひジオラマで再現したいと切に思っていた。
そんな記憶と共に想像したシーンが今回の30度バンクのジオラマである。 シファートの白い917と川合のトヨタ7の首位争い。 ヘアピンで川合を抜き去るシファート。その後ニッサンにやはりヘアピンで抜かれるシファート。ここでほとんど決まってしまう。

 追加事項 
 今回のホビーフォーラム展示のため新たに須藤氏が製作した "68'Nissan R381" "69' Nissan R382"、そして、 "69' Porsche 917"の新たな写真が届いたので紹介したいと思う。

 

1968年日本グランプリコレクション


TOP : #20 NissanR381, #26 LolaT70MKIII, #28 Porsche910, #29 Porsche906
Built by Takehiko Sudo.
#2 Toyota 7 built by Minoru Nogami.



(C) Photographs by Takehiko Sudo.

1/32 scale 68' Nissan R381
Built by Takehiko Sudo


1969年日本グランプリコレクション


TOP : #14 Porsche 917, #17 Porsche 908 spider, #20 Nissan R382, #16 Porsche 910
Built by Takehiko Sudo.
#3 Toyota new 7 built by Minoru Nogami.


1/32 scale 69' Porsche 917
Built by Takehiko Sudo

1/32 scale 69' Nissan R382
Built by Takehiko Sudo


TOP : New machine "Nissan R383" in 1970.
1/32 scale model built by Takehiko Sudo.

END


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(C) Photographs by Takehiko Sudo.
(C) Photographs by Mr.M.
(C) Photographs and textreport by H.Makino