帰ってきた 紫電 -----

 今や伝説なった美しきクローズドマシン「紫電」。
グレートGCチャンピオン“高原 敬武”が当時絶好調の売れっ子デザイナーであった“由良拓也”と組んで作り上げたスペシャルマシンである。戦績こそ残していないが、生沢 徹の“GRD S74”と共に記憶に残るマシンであった。

 そんな 紫電 を高原氏のリクエストに応えて1/24スケールのモデルカーとして製作したのが、ご存知「高原ワールドコレクション(私が勝手に呼んでいる名前です。すみません。)」を作り続けている広島県三原市に住所を構える “西岡照夫”氏である。
前回の“マーチ74S”に続いての高原氏のリクエストは、氏自身特に思い出と拘りを持っていたという“紫電”であった。
 今回は、ベースキットにフジミ1/24レジンのプロポーションキットを使用(デカールもキットのものを使用)。このレジンの無垢のボディーをなんとリューターでくり抜き、さらに、リアカウルを分割とし、尚且つリアのパイプフレームをスクラッチで作ってしまうという凄まじい内容である。
 
 この凄まじい製作方法でもご覧の通り、最初からフルディテールキットを組み立てたのではと思ってしまうほどの仕上がりである。
 今回も西岡氏にお頼みし、高原氏に掲載のご了解を頂いた。この場を借りて両氏に御礼を申し上げたい。
次作の計画もあるということなので今から楽しみである。
 


TOP : Great GC Champ"Noritake Takahara"(Right) and Teruo Nishioka.

上の画像は、2002年に開かれた「富士1000Km」に参加した“紫電”である。
由良拓也氏の元に残されていたボディカウルの型より再生した新しい紫電である。
詳しくは、ここ(帰ってきた紫電)をご覧ください。


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(C) Built & photographs  by Teruo Nishioka.

(C) 2002 fuji1000km photographs by H.M.

Special thanks : Noritake Takahara & Takuya Yura.