まるでクリヤーボディのように見えた Tetsu の GRD S72

 喜び勇んで「富士300マイルレース」に向かった私と友人H君だったが、またしても“雨”だ。「雨に祟られた富士グランチャン」とでも言いたい心境であった。しかしながら、このレースには、世界初公開されるマシンが登場する。そう、新興メーカー“GRD”が Tetsu のために製作したスペシャルモデルの“GRD S72”である。AUTO SPORT誌では、事前のスクープとしてカラーページで紹介していたが、実際にこの目で見た最初の印象はちょっと違っていた。「あれ?!クリヤーボディみたいな形をしているなぁ〜」である。シェブロンやローラなどの2リッターマシンたちと比べると幅が広くてシャープさがない。塩ビ板を熱で柔らかくしてバキュームした形にさえ見えてしまう。内心「な〜んだ・・・」とガッカリした記憶がある。
まあ、速ければいいか!などど思いながら観戦。今回もヘアピンとS字コーナーに行こう!!
Tetsu & GRD S72-------
TOP : Tetsu Ikuzawa and his GRD S72 BDA.
In 1972, Fuji 300 Miles Race.
(C) Photographs by H.Makino.
Lola T280 DFV 3リッターマシンの威力
TOP : Lola T280 DFV. Driven by Noritake Takahara at Fuji in 1972.
(C) Photographs by H.Makino.
RONSON 2000 ( Lola T290 R39B Mitsubishi )
TOP : Kuniomi Nagamatsu and his Ronson 2000 (Lola T290 R39B ).
(C) Photographs by H.Makino.
男は黙ってビッグ・マシンを操る!
遂に酒井のマクラーレンが北野 元が持つ富士スピードウェイ6Kmフルコースレコード 1分44秒77 を破る1分44秒63を記録する。

TOP : Big Machine master "Tadashi Sakai".
His McLaren M12 at Fuji 300 Miles Race in 1972.
(C) Photograph by H.Makino.
再起を賭ける“鮒子田 寛”
  
TOP : Hiroshi Fushida and his Chevron B21P.
(C) Photographs by H.Makino.
期待はずれだった“グレッグ・ヤング”の Ferrari 512M
  
TOP : "Greg Young"and his "Ferrari 512M"came to Japan in 1972.
But they were disappointing.
(C) Photographs by H.Makino.
増殖続ける2リッターマシンたち
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TOP : #2 Chevron B19 (Hiromu Tanaka ), #72 Bellco 72E Colt ( Osamu Mashiko ),
#50 LolaT290 (Masayoshi Kawaguchi ) and #16 LolaT290 Colt ( Norimitsu Urushihara ).
(C) Photographs by H.Makino.
なんと “柳田春人”がこのレースを制する!!
雨を味方につけて上位を狙う“フェアレディ240Z”勢

  
TOP : #84 Kenji Takahashi and his FAIRLADY 240Z.
Winner #10 FAIRLADY 240Z driven by Haruto Yanagida.
(C) Photographs by H.Makino.
雨中のデッドヒート!!
写真などを撮りまくる我々もズブ濡れだぁ〜!!

  
TOP : Dead heat !!
(C) Photographs by H.Makino.



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