アルミボディ叩きだしの野性味あふれる TOYOTA 2000GT を再現
(1/32 PROTO製 トヨタ2000GT 66日本GP #15 細谷四方洋)

 塗装済みのボディキットですが、海外のスロットキットメーカーがマニアックなこの仕様をモデル化したことに価値があると思います。
細部はよく観察して表現されていると思いますが、ボディプロポーションは実車がプロトタイプであるのに対し、市販車版をベース
に作られているようです。 フェンダーの峰やフォグランプ周辺の形状が市販車なのです。ノーズ先端も尖りすぎですね。室内は上げ
底ながらダッシュボードがやはり市販車の形状でしたのでのこぎりで切って改造しました。キットのホイールはデイトナコブラのものと
思われるものが入っており、イメージと違ったため1/32のアリイのキットの8スポークを複製してそれっぽくしました。厳密に言うと3つ爪
スピンナーも実車と形状が違いますが、そのうち手直ししたい部分です。実車はアルミの叩き出しボディで凸凹が多々有り、しかも
リベットやスポット溶接がかなりの数施されていて荒削りな格好良さがありますが何となくつるっと小奇麗に仕上がってしまいました。
Text report by Takehiko Sudou.