1950年代の婦人雑誌に見る
 “こんなにオシャレをして遊ぶ子供たちが当時本当にいましたか?”


 しかしながら、私の住んでいた東京 板橋 にははっきり言ってこんなにオシャレな子供たちはいません。
しかし、帽子をかぶっている子供は多かったと思う。私の記憶では当時親から「日射病になるからかぶりなさい」と良く言われた記憶があるが、遊んでいる時の写真を見るとかぶっていない時の方が多い。ということは、家族とのお出かけ(!?)時だけだったと考えた方が良いかもしれない。

 下の画像の服はすべて成人女性向けの月刊誌に掲載されたグラビアである。当時は子供服専用の雑誌はなかったのか、それとも母親の年齢層をターゲットとし、新しいアイデアを提供し(型紙が付録として付いていた)、自前の服を洋裁、または近所の洋裁店で作らせることを前提とした記事だったと思われる。今であれば、メーカー既製服の宣伝としてのグラビアとなるところであるが、当時はまったく違う発想で紹介されていたことになる。しかし写真を見ていると、当時は頻繁に女の子と手を繋いでいたことに驚きを隠せない。

 長ズボンを履いている写真があるが、記憶では普段に長ズボンを履いた記憶があまりない。
 
 どう考えても、昭和33年頃に4〜5歳の幼児がこのような洋服を着て遊園地にはいかないだろう!?
右下の写真で手に持つローラーのようなものはなんだろう?!子供用の芝刈り機だろうか?!

           
  
                      
 正月号だからといってオバサンスタイルは可哀想だ!大人になってこの子がこの写真を見たらきっと嘆くだろう。
            
                              
          



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