As time goes by -------
 
 まるで映画の一場面のような上の画像。
まさしく戦前のヨーロッパにおける貴族ファミリーの一時の休日を彷彿させる。
そして、思い浮かぶ第2次世界大戦下において、あのナチスドイツの将校たちが好んで乗っていたと言われる この“メルセデス・ベンツ540Kロードスター”。 さらには、ディズニー映画の名作と名高い「サウンド・オブ・ミュージック」の後半場面に登場した黒塗りの540Kも思い出深い。

 当時のメルセデス・ベンツが技術の粋を結集して作り上げた贅沢すぎるロードスターが“540Kロードスター”であった。
1936年に発表された540Kは、当時最も高性能で高価なスポーツカーと言われ、過給器付き 直列8気筒 5,400cc 180HP 最高速170km/h の高性能を誇り、サルーン、クーペ、カブリオレなどのボディバリエーションがあったが、その中でも一番贅沢で優雅だったのが2座のロードスターであった。

 今回、その精密さゆえに、製作者が製作を躊躇うと言われるほどのパーツ数を誇る ポケール製1/8スケールモデルキットを「くるま村の達人」として、前より紹介続けている“大庭 鉄也”氏が製作されたので、今回もなんとかお願いしてご紹介することが出来ることとなった。
それは、まさに圧巻というべき仕上がりで感動すら覚えてしまう。 画像ではその凄まじさを上手く伝えられるか不安ではあるが、感じて頂けたら幸いだ。
また、最近は大庭氏のアシスタントとして、氏のご令嬢が参加されている。将来のモデラーを目指しているとのことで、これからの活躍がとても楽しみである。

 

Fantastic Engine -----
  

  

  

  

 Axle and chassis -----

  
           
 Being finished -----
   

           

  

       
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