大坪善男。
60年代チームトヨタにおける選手会長とでも言ったらいいだろうか。
若い鮒子田 寛、川合 稔、見崎清志らの良き兄貴分だった大坪氏は、1968年までに数々の国内レースを勝ち抜いてきた。しかし、1969年日本グランプリを前にしてチームトヨタから脱退。
その後は、映像会社を設立して「ヘアピン・サーカス」などレーサーを主題とした映画制作に従事。現在も活躍中である。
そんな大坪氏が自身初めての5リッタートヨタ7をドライブするというのだからニュースだ。
当時の話を大坪氏にさせたら時間のたつのも忘れるほど面白い。そのゼスチャーあふれる表現は、聞くものすべてを大坪ワールドに引きずり込んでしまう。そんな大坪氏に、これからも元気でいて欲しいと思うのは私だけだろうか。
 


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(C) Photographs by Yoshiyuki Tamura.

Special thanks Hiroshi Fushida.